ori のブログ

心の中 と 生活 のこと

季節と記憶

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こんばんは。
今日は少し じめっとした話になりそうです。

 

同じ田んぼに稲穂がたれるように

その時隣にいた人を想うように

空気や温度は記憶をつれてきます。

そういうお話です。

 

いつもはすぐに返信が来る友達から
しばらく返信がなかったんです。
共通の友達にその事を話すと
その子にも返信が無いみたいでした。

 

こんなことは
そんなに不審に思うことも無い話だし
自分だって長らく
お返事出来ないこともあります。

 

少し話が変わるんですけど
私には 将来の事を一緒に考えた
大切な人がいました。
年上の大人な人でした。
いつも私を気にかけてくれて
たくさん大切にしてくれました。

 

ある日の朝に

 

今の生活に耐えられなくなりました。
ごめんなさい。

 

このメッセージを最後に
突然その人は姿を消しました。
連絡も一切つかなくなって
お家にも居なくて
消息不明 。

 

その人は常に何かに追われてる人でした。
仕事 上司 先輩 。
それに気づきながら
私は何も出来ないでいました。
そんな自分がずっと嫌でした。
そばに居ながらも
突然いなくなっちゃうんじゃないか
って 知り合った頃からどこか不安でした。

 

その不安が現実になってしまった時
情けなさ 不甲斐なさ
それから 大きな喪失感 。

 

その人は今も
生きているのか どこにいるのか
何をしているのか 誰といるのか
分からないままです。

 

でも 自分自身が進むために
また自分のためになるけれど

 

その人はきっと
全てから逃れて 1から人生を進んでいる

 

そう思って進んでいこうと思い
今を大切に少しずつ前を向いています。

 

この出来事以来
周りにいる大切な全ての人が
居なくってしまわないように
潰れてしまわないように
その気持ちが強くなりました。
それと同時に
心配性に 拍車がかかりました。

 

初めの話に戻りますが
この出来事もあり
その友達が何かあったのかと
本当に気がかりで
気持ちが ざわざわ と落ち着きませんでした。

 

しばらくして 返信がありました。

 

大丈夫だよ。
心配してくれてありがとう。
次会うの楽しみだよ!

 

そう言ってくれました。
安心とその子の優しさに
意味もわからず涙が出ました。

 

居なくなってしまったその人のことを
思い出すと まだ泣いてしまう私ですが
優しい人に恵まれて
ちゃんと涙が流せることに感謝して
少しずつ 少しずつ 前を向こうと思います。

 

心の中を整理するための文章になってしまったことを許してください。


最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

 

読んでくださった方、その周りの方が
悲しい や 苦しい に潰されませんように。
おやすみなさい。